プリンティの石井です。
皆さんは、レコードを聴くときとCDを聴くときは何が一番違うと思いますか?
音が違う。確かに!
アナログは視覚的に分り易い
レコードはアナログで記録されていて、CDはデジタルで記録されています。
レコードは見れば分かりますが、レコード盤に付けられた引っ掻き傷(溝)から音を発生させます。
本当にストレートですよね。
分かり易いです。
それにひきかえ、CDはと言えば何やら銀色に輝く中に溝が刻まれているのでしょうか? 刻まれていると言えば言えますが、レコードのように音の振動そのものが刻まれている訳ではありません。
デジタルは同じ言葉でなんでも記録する
デジタルの記録の特徴ですが、言葉のようなもので記録されているのです。 言葉みたいなデジタルな記録の特徴はデジタルの記録の仕方、つまり言葉の様なもので記録できればなんでも記録できるのです。 音楽だって、動画だって、工作作業だってなんでも記録できるのです。 おんなじ素材で!!だから、外見的特徴が無いです。 CDだってDVDだってブルーレイだって、遠くから見れば同じ様な物ですよね。 それが私達を分からなくさせてしまいます。
万能コンピュータと専用コンピュータ
デジタルデータの読み書きをするのは、基本コンピュータですよね。コンピュータは、OSの上にアプリケーションソフトを乗せて、デジタルデータを読み書きします。 コンピュータやPCは、入れるアプリケーションソフトによって自在に変わる万能機(汎用機)です。 逆に、アプリケーションソフトが無ければただの箱です。 一方、CDプレイヤーやDVD プレイヤー、ブルーレイプレイヤーは専用機なのです。 専用機の中に入っているもは、万能機のコンピュータと違って専用のアプリケーションなのです。 それしか入っていません。
専用機は決まった形式しか理解出来ない
極めて不器用で、限定的ななものが専用機なのです。
その代わり取り扱いが分かりやすいですいという利点があります。
例えば、押すボタンも《enter》 ではなくて《録画》みたいに!
不器用で限定的だから分かりやすいですよね。
この専用機に読み込ませるデータも専用の形式になっているデジタルデータでなければなりません。
何しろ相手は不器用で単純な奴ですから。
この専用機用のデータのあり方がアプリケーションフォーマットなのです。
アプリケーションフォーマットで作られたディスクが専用機に入ると専用機は自動的に反応したりします。
再生し始めるかも知れません。
あるいは、形式が違えば《読めない》と反応する訳です。
ムービーや音楽が再生出来たり出来なかったりするのは動画ファイルや音声データの問題というより、形式や構成などの組み上げ方が合っていないという場合が多いのではないでしょうか?
そして、僕たちのダビングサービスというのは、お客様の再生環境に合ったデータにする事だと言えます。