借りたブルーレイディスク
お子さんの映っているブルーレイディスク。サッカーの試合や野球の練習。
あるいはダンスのパフォーマンスかも知れません。
お友達や知り合いの方から回ってきたブルーレイディスクにお子さんが映っているのでコピー、ダビングしたいと思ってブルーレイレコーダーに入れたのにコピーができない。
どうして!
テレビ番組なんかは普通にダビングできているのに、何故かダビングができません。
え!え!え!
この様な方がよくプリンティにおいでになります。
なんで、ダビングできないのでしょうか?
ぱっと考えられる事は2つあります。
1)コピーガードがかかっているから。
2)メニューが付いているBDMVフォーマットのブルーレイだから。
1)のコピーガードがかかっているのなら、コピーして欲しくないという事ですから、コピーガードを破らなければ誰もダビングできません。
もちろん、プリンティでもできません。
BDAVとBDMV
2)のメニューが付いているBDMVフォーマットというのは、言い換えればパソコンなんかで編集したムービーのことです。ブルーレイプレイヤーで見れば普通の動画ですが、テレビ番組のリストの様なメニューとは違う凝ったメニューが付いているのが特徴です。
市販されている映画のブルーレイなんかもBDMVフォーマットです。
個人の方が作ったBDMVフォーマットのブルーレイでは一見メニューがない様に見えても、メニュー無しというメニューが付いている場合があります。
ますますわかりにくいのですが、これも、実際はBDMVフォーマットなのです。
現在市販されているブルーレイレコーダーには、BDMVの動画を見ることは出来てもコピー、ダビングする機能は付いていません。
勿論、ブルーレイレコーダーにはBDMVフォーマットのブルーレイディスクを作る機能も付いていません。
しかし、ブルーレイレコーダーは、BDMV映画のディスクを鑑賞出来るようには出来ているわけです。
テレビ番組はBDAVですのでダビング、コピーが出来ます。
ムービーカメラで撮影したムービーもBDAVでブルーレイレコーダで、すんなりとコピー、ダビング出来ます。
テレビ番組や撮影したムービーをハイビジョン、高画質で残すこと、ディスクにBDAVで書き出す事はできます。
ブルーレイレコーダーはそのように限定された機器なのです。
BDAVをBDMVに、あるいはBDMVをBDAVに書き換えることはブルーレイレコーダーでは出来ないのです。
どちらのフォーマット、つまり器が違っても画質が変わるわけではありません。
それにしても、なんかわかりにくいですよね。
この2つの器は、使い勝手、用途が違うだけです。
入っているのは同じ動画、ムービーなのです。
以前のビデオテープや音楽テープやミュージックカセットなんかは、入れ物に入れたり出したり、捨てたりとはっきりとイメージできました。
それに引き換えDVDやブルーレイのデジタルになってすごくわかりにくくなりました。
ブルーレイになってよけいわかりにくくなりました。
デジタルムービーは動画だけを簡単に出し入れしたり、コピーできないのです。
ディスクの中に構造を作ってあげて構造を通じてしか動画を読み書きできないのです。
▼ディスクの中の構造です。パソコンで見るとこのように見えます。
※.m2tsというのが動画ファイルです。
※.m2tsというのが動画ファイルです。
※.VOBというのが動画ファイルです。
パソコンで書き出すブルーレイムービーはほとんどはBDMVだと思います。
だから、パソコンで編集したムービーはブルーレイレコーダーで見ることは出来ても、BDMVの動画はコピーやダビングが出来ないということになります。
動画に詳しい方や、専用のソフトウエアーを扱える方が書き換えたりすることにより、ようやっとこの二つを変換できるというわけです。
ブルーレイのダビングは一般の方にとってはテレビ番組をダビングする、DVDやブルーレイのムービーを鑑賞する以外はハードルが高いのではないでしょうか?
今回お話ししたことにより、いくらかでもブルーレイのムービーのことがスッキリしたなら幸いです。
またその先のことですが、自由に扱える様になるためには、パソコンやソフトウエアーが必要です。
勿論プリンティではどのような形でもご相談に乗ります。
プリンティのダビング対応作業トップ4
●VHS、Hi-8、DVCのビデオテープからDVDあるいはブルーレイディスクへのダビング。
●音楽カセットテープから音楽CDを作るダビング。
●ブルーレイディスクの動画をDVD動画に変換ダビング。
●ビデオテープのカビ取り。